薬剤師ほまれのブログ

現役薬剤師😊大切な人の健康寿命を延ばすため、日々コツコツ勉強!成長!していきます✨

コロナ需要の裏側

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◆コロナで「売れた」「売れなくなった」商品ランキング(東洋経済オンライン)

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200508-00349029-toyo-bus_all

 

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この記事を見て、驚きました(´⊙ω⊙`)!!

 


うがい薬、消毒液、マスク、体温計(出勤時、検温が義務化された企業が多いため)、の需要が高まり、入手困難な状況であることは、薬局で働く私だけじゃなく、まさに誰もが知っている周知の事実。

 


わたしが驚いたのは、そのほかの品目で、

 


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 ランキング上位に顔をそろえたのは、子どもが家にいることで必要量が激増し、なおかつ店頭で買える品目だ。

 


 お菓子作りに欠かせないバニラエッセンスなどのエッセンス類が2位(251.9%)、ホットケーキミックスや唐揚げ粉などのプレミックス製品が3位(245.5%)、小麦粉が6位(210.8%)、ホイップクリームが7位(205.6%)に入った。ほかにも鍋つゆなどの鍋補完材が11位(189.0%)、メープルシロップなどのシロップ類が14位(176.3%)、スパゲティが15位(173.0%)、パスタソースが16位(166.4%)といった具合だ。

 


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東洋経済オンラインより引用

 

 

 

家庭で消費される量が増えたものが、『小麦粉』など、糖質を含む食品が、こんなにも多いとは!!

安くて!手軽に!美味しく!食べられる、この種の食品を生活の中から全く排除することは、不可能だと思いますが、

(私も好きなので、まったくなくなると困る…笑)、

ぜひ、そのメリットだけではなく、その裏側のデメリットにも目を向けて、両方丸ごと知った上で、何を食べるか?選択して欲しいと願います^_^

 

 

 

実は、

私たちの体は食べたものでできている、のではなく、『腸で吸収されたもの』でできています。

 


食べ物も薬の吸収率も、腸管の状態で変わるのです^_^

 


なので、吸収できる腸にするために、

特に腸内環境を整えることが大切です!!

 


腸内の悪玉菌は、糖質が大好物なので、糖質過多の場合、悪玉菌が増殖し、善玉菌が減ると、腸内に微細な穴が開いて、

有害物質が漏れ出たり、腸管に炎症が起きたりして、栄養や薬が吸収されにくくなってしまうことがあります。

 


特に、パンに含まれる小麦や、乳製品に含まれるグルテンカゼインは、分解されにくい構造をしているため、消化されずに腸までたどり着き、腸の粘膜に炎症を起こす場合があります。

 


今の状況に限らず、現代人は、糖質過多、食品添加物グルテン、ストレスなのの理由で腸管に炎症が起きやすい環境にあるので、特に注意が必要ですね!

 


また、糖質のとりすぎにより、余った糖とタンパク質が結びつき、炎症を起こしたりします。

(終末糖化産物(AGE)って聞いたことありますか…?)

 


糖質を減らすことと、同時に行う大切なことは、タンパク質を増やすこと!

ビタミンB群、鉄を増やすこと!です^_^

 


これは、からだをつくり、正常に動かすために、特に重要な栄養素です!

(ただ、極端に増やすと良い訳ではなく、バランスが重要です^ ^)

 


『こころと体の健康はすべて、胃腸の状態によって差が出る』という先生もおられます!

 


抗酸化、抗炎症、抗等化作用のある、良い油をとることも意識してほしいことのひとつ。

 


今こそ!!

少し立ち止まって、考えて、目の前のことだけではなく、正しい知識で、『一生物の健康』にフォーカスした選択する習慣を手に入れたいですね^ ^