\薬剤師 の/ 【 腸活の5つのポイント 】
同じカロリーの食べ物を食べたとしても、
太っている人とそうではない人では、
2%の吸収率の差があったそうです。
たくさん食べているのに太らない人。
片やいろいろなダイエットを試すも、なかなかやせられない人。
自分の意志ではどうにもならないと思っていたこの「体質」に、腸内細菌が深く関わっていることが明らかになっています。
つまり、摂ったカロリーや、運動量だけが、
『ダイエット』に影響を与えている、という訳ではないということ。
『ダイエット』だけを見ても、
”いかに腸内環境を整えるか?”
が鍵になってくることが分かりますよね!
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腸内環境を整える”知識”をもち、
それを『行動』→『習慣』
にすることで、
安心して、健康な生活を送ること
につながる
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と、薬剤師として予防医学に携わる中で、
とても強く感じています😊
ポイントを抑えて、
正しく腸活をすることで、
より健康な人が増えると思いますので、
今日は『5つのポイント』
をまとめさせていただきました!
◆◆◆ 腸活の5つのポイント ◆◆◆
❶ 運動
→1年間無理なく続けられる、
自分に合う運動を見つけること!
※激しすぎる運動はNGです
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運動することで、腸を刺激できたり、排便に使う筋肉を鍛えられたりします!
また、ネガティブな気分を発散させ、心と体をリラックスさせることができます!(蠕動運動を促します^ ^)
さらに、心拍数が多少上がるくらいの軽度な有酸素運動を3ヶ月から半年続けると、脳がストレスに強くなるように海馬などの部分で脳細胞が増えるという研究もあるのです♬
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❷ 食事
→善玉菌のエサを優先的に摂ること!
→腸に入っている時間をできるだけ短くすること!
(できたら、16時間は腸を休ませてあげる)
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腸活といえば、食物繊維とヨーグルト!
と言われたりしますが、
食物繊維を摂ることでより便秘が悪化する方や、乳製品は、統計的に日本人の体に合わない場合が多いので、要注意です!
自分の今の状態に合っているかどうかを意識して選んでください♬
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❸ 睡眠
→ より深く良質な睡眠をとりましょう!
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『脳腸相関』というように、脳と腸は繋がっています。
脳の疲れと炎症を取り除くための唯一の方法が睡眠です!!(脳のデトックス)
・はらわたが煮えくりかえる
・腹が立つ
・断腸の思い
・腹黒い
・腹を割って話す
・腹を据える…など、
昔の日本人は『お腹と頭』は繋がっている、と分かっていたようですね♬
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❹ ストレス管理
→考え方の癖を鍛えることで、よりストレスのかかりにくい生活を送ることができます!
まず、自分のストレスのもとと、考え方の癖を知り、
自分に合ったストレス管理方法を見つけましょう!
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腸には消化管の機能を調整する複雑な神経系があることが知られています。
(その数、約1億個。脳神経細胞に次いで2番目に多く、脊椎と同じ数だけの神経細胞が腸内に張り巡らされている訳です。)
腸と神経は密接な関係にあるため、精神的なストレスによって腸内環境が乱れ、下痢や便秘といった症状を起こしやすくなるのです。
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(個人的には、瞑想・深呼吸・マインドフルネス・趣味など、目の前のことに集中する時間をつくることがおすすめです❤︎)
(❺おまけ🙈♡)
むやみな服薬は腸に悪影響かも?!
→日頃から生活習慣を整えて、いざとなったときに、服薬するかどうかを選択できる知識をつけておきましょう❤︎
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よく知られているのが、抗生物質。
抗生物質は、病原菌だけでなく、他の害のない菌まで排除することがあります。
その結果、腸内の善玉菌が減って腸内環境が乱れることになることに。
※自分の意思だけで、処方薬を中止することは危険です。医師と相談の上、必要な薬はきちんと服薬しましょう!
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以上です😊
毎日のコツコツの積み重ねで、
本当の健康習慣を身につけられる人が増えますように♡
少しでも誰かのお役に立てていれば
幸せです♡♡✨
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