薬剤師ほまれのブログ

現役薬剤師😊大切な人の健康寿命を延ばすため、日々コツコツ勉強!成長!していきます✨

脳とストレスの関係

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昨日、分子栄養学セミナーに参加してきました!!

その名も『脳とストレスの関係🧠』✨

 


とーーーっても興味のある分野で、個人的にも独学で勉強していましたが、

専門の先生から改めて伺うと、やはり、『心と体』には大きな繋がりがあるんだなぁ、と感じます。

 


脳とカラダの働きを知ることで、自分がどんな選択したらいいのか?が明確になると感じたので、学んだことを紹介します^ ^

 


◆健康を維持するために

まず、人間の「健康」に関してですが、自律神経系、内分泌系(ホルモン)、免疫系、3つ歯車がバランスよく回転することで維持されています。(ホメオスタシス)

そして、この中枢センターとして働くのが視床下部で、このバランスが崩れることで、諸症状として現れます。


◆ストレスを感じると…?

視床下部から、①脳下垂体②自律神経中枢に伝わり、副腎からストレスホルモン(コルチゾール・アドレナリン)が分泌され、また、自律神経も乱れます。

自律神経が乱れると、

ホルモンバランスの乱れ(生理不順など)、免疫力低下(感染症、癌、アレルギーなど)、精神疾患(うつ病、不安障害など)を引き起こし、また、心臓病、心筋梗塞などの突然死を引き起こす場合もあります。

 


◆ストレスを感じる強弱はある?

このストレスの脆弱性にも個人差があり、大きく①遺伝的要因②幼少期の養育体験に影響されるそうです。

幼少期のストレス(幼少期のしつけ、虐待、いじめなど)が大きいほど、感情を司る扁桃体が肥大していて、ストレスに弱くなります。

 


◆ストレス対応の鍵は『栄養』と『考え方』!!


『栄養』

ストレスで傷付いた身体を修復するためには、良質な栄養睡眠が必要で、その質を高めるために、運動も必要です。

(※規則正しい生活習慣を整えること)


『考え方』

同じ出来事が起こったときに、ネガティブに捉えるか、ポジティブに捉えるか、でもストレスの感じ方が異なりますよね!


『栄養⇆考え方』

またこれは相互に働きあっていて、例えば、

セロトニンは幸せホルモン、と言われますが、栄養バランスが良く、腸もキレイであれば、栄養の吸収もよく、セロトニンが出やすいとも言われます^ ^

(お腹が空いてるときに、何ともないことにイライラしてしまったりするイメージです)

 


◆まずは、知ること!!

自分が何にストレスを感じてるのか、今の自分の状態を客観的に見ることで、あれ?こんなことで悩んでたんだ!と、気づいて、ストレスが癒された経験はありませんか?

話すこと、書き出すこと、など、、外に出すことで、自分のことを知ることもあります^ ^

感情を味わい、癒してあげる。

そのために!まずは、自分の脳の構造、カラダの働きを知っていることって大切だなぁと感じます😊


ストレス反応とは、もともと人間が自分の生命を守るために備わった防衛反応!


うまく付き合い、ストレスもプラスに変えていきたいですね!!✨