薬剤師ほまれのブログ

現役薬剤師😊大切な人の健康寿命を延ばすため、日々コツコツ勉強!成長!していきます✨

台風と『気象病』

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【過去最大級の台風19号

みなさま被害はなかったでしょうか😢?

全国で甚大な被害が起こったようですね。

 

こうした中、気圧変化に弱い方の中には、

頭痛や関節痛、めまいなど体調不良を感じた方も多いのではないでしょうか?

 


私は、雨が降ると、体から重く、だるくなりがち。

今回は、このような天気によって引き起こされる体調不良『気象病』について、取り上げたいと思います。

 

 

◆気象病とは?

天気が原因で起きる体調不良のこと。

気象病として最も多くの人が挙げる症状が頭痛。ほかにも、首の痛み、めまい、耳鳴り、気管支ぜんそく、関節痛、神経痛、古傷の痛み、鬱(うつ)や不安症なども気象病の症状のひとつです。現在、気象病で悩む人は日本で約1000万人にも上る推定されています。

 

 

◆気象病の主な原因は?

気象病の主な原因は、気圧の変化。変化は急なほど症状が強くなります。主に不調を訴えるのは気圧が低下するときですが、なかには気圧が上昇するときに不調を訴える人もいます。

気圧が変化すると、人間の体はストレスを感じるため、それに抵抗しようとして自律神経が活性化されます。自律神経系には、交感神経と副交感神経があり、交感神経は血管を収縮させ、心拍数を上げて体を興奮させる働きがあります。一方、副交感神経は血管を広げて体をリラックスさせる働きがあります。この交感神経と副交感神経の調整がうまくいかないと、さまざまな体調不良の原因となってしまうのです。

 

《もっと詳しく》

内耳で気圧の変化を感じると、センサーでキャッチした気圧変化の情報が脳へと入り、自律神経系を活性化させます。ここで、内耳が気圧の変化に敏感だと、少し気圧が変化しただけでも、過剰に脳に情報が伝わり、交感神経か副交感神経が過剰に活性化されるため、体調不良として症状に出ます。

 

◆対策は?

・自律神経系が整う生活習慣を送ること。

・耳の血流を良くするためのマッサージをすること。

※詳しくはこちらhttps://toyokeizai.net/articles/amp/165183?page=4(東洋経済ON LINE)

 


今回は、“気象病について”でしたが、

天災が起こると、その度に、大変な人や、大切なことを思い返すキッカケにもなりますね。

普段気にかけない、防災バッグや、避難経路の確認など…

何もないときに、事前準備をしておきたいものです^ ^