“PHR”とは?
わたしも知らない言葉が多いのですが、先日、“このワードは大切だよ!”と、薬局関係者の方に教えていただきました^_^
その医療業界で話題の『PHR』をまとめます!
ここ数年、個人の健康や医療、服薬に関わる、バラバラに保存・保管される情報を、1か所に集約しようとする取り組みが始まっています。
日本では医療や健康の分野において、医療データの取り扱いについて積極的にICTを活用していこうと、大きく3つのことに取り組んでいます。
● 地域医療連携ネットワーク(EHR)の高度化に向けた取り組み
● PHR(パーソナルヘルスレコード)とAIの利活用
● 高精細映像技術の活用
◆PHRとは?
PHRとは、Personal Health Recordの頭文字をとった略語で、個人の健康・医療・介護に関する情報のことをさしています。個人の健康・医療・介護に関する情報を一人ひとりが自分自身で生涯にわたって時系列的に管理・活用することによって、自己の健康状態に合った優良なサービスの提供を受けることができることを目指すとしています。
◆PHRが導入されると、、
災害や救急時の処置では、幼少期の既往歴や現在のアレルギー情報などを参照した上で処置がおこなうことも可能。また、バイタルデータや健診・検診結果を統合し、よりその人の健康状態にあわせた良質な健康増進プログラムや予防プログラムを提供することもできるようになります。
一方、課題として、デジタル機器の利用を難しいと感じる人・世代への対応や、インターネットを介する情報のやり取りが前提になるため、個人情報保護やセキュリティの確保が必須であると考えられます。
地球がインターネットに包まれる時代がすぐそこにきている中で、未知の世界に、ただただ不安になることもあると思います。
あふれる情報を正しく理解して、自分で行動を選択できるようにしたいですね!
https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/koreisha-ICT/PHR.html健康長寿ネット