薬剤師ほまれのブログ

現役薬剤師😊大切な人の健康寿命を延ばすため、日々コツコツ勉強!成長!していきます✨

『塩の質』

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もう少し、塩のこと。


塩の質』について。


塩と血圧は、血液中のナトリウムの濃度が大きく関係していて、

ナトリウム濃度が高くなりすきると、中枢神経に働いて喉が渇き、水分を摂ります。

水分を摂ると、血液量が増えて、血圧が高くなる、というメカニズム。

つまり、ナトリウムと水分がセットな訳です。

 


そして、このナトリウム

 


◾︎精製塩…99.9%が塩化ナトリウム

◾︎天然塩… 78%が塩化ナトリウム

(マグネシウムが6~9%、カリウム2%などのミネラルを含む)

https://www.news-postseven.com/archives/20161123_468157.html?DETAIL

(参考『NEWS ポストセブン』)

 


こんなにも違う(´⊙ω⊙`)


そして、こんなことも。

塩の主成分であるナトリウムは、血圧を維持するために必要な栄養素です。また、高齢者ほど血圧を気にして塩分を控えがちですが、塩分不足により喉の渇きを感じにくくなって脱水症状に陥るケースがある。塩分摂取量の不足で認知機能が低下するという報告もあります。減塩すれば元気で長生き”という風潮は改めるべきでしょう。

 


また、ミネラルは、体の約4%(約96%は、酸素、炭素、水素、窒素)しかない栄養素ですが、

少量でも、生命維持に不可欠な基本元素!!


たかが、たったの4%。

されど、大きな命に関わる4%。


間違った知識で、大切な家族を苦しめないためにも、しっかり知ることが大切ですね😊