依存症と中毒
依存症と中毒
『依存症と中毒』と脳内伝達物質の関係について調べてみました(^_^)!
●依存症
何かの習慣的な行動が、日常生活に支障をきたしているにも関わらず、自分の意思ではやめられないこと。
○物質系(精神にに作用する物質を摂取)
アルコール・覚醒剤・ニコチン・カフェインなど
○非物質系(特定の行為や関係にのめり込む)
ギャンブル・ダイエット・過食(拒食)・自傷行為・借金・窃盗・仕事・恋愛など
●中毒
「毒に中(あた)る」の意味。生体内に毒性を持つ物質が許容量を超えて体内に取り込まれることで、生体の正常な機能が阻害されること。
「食中毒」「急性(慢性)アルコール中毒」「薬物中毒」など
ただ、アルコール依存症をアル中(毒)と呼んだりしますね!
本当の意味では、別物のようです^ ^
\依存症のメカニズム/
この「依存症」、
ドーパミンが分泌されると、快楽や喜び、高揚感、という“報酬(ごほうび)”を脳内に与えます。
この感覚を脳内が“報酬(ごほうび)”と認識すると、この報酬を求める回路が脳内にできてしまいます(脳内報酬系)。
さらに、その行動が習慣化されると、ドーパミンが強制的に分泌されることが繰り返され、次第に喜びを感じる中枢神経の機能が低下します。
そして、快感を得たいがために、さらにその行動がエスカレートし、悪循環に陥り、依存が生まれてしまいます。
脳が報酬(ごほうび)を求めてエスカレートしているため、本人がやめたいと思っても、もうどうにもならないのです。
意志の弱さや性格の問題でもなく、もちろん最初から依存しようと思ってなるものではなく、脳の仕業なのです。(厚生労働省HPより)
『自分は絶対依存症になんてならない!』
と思っている、みんなが、依存症になる可能性がある。
正しい知識を知ることが、周りの苦しんでいる人を助けられる一歩になるかもしれないですね^ ^